食事のきほん
更新日:2025年1月21日
鎌ケ谷市では、食育推進計画の中で「健やかな身体づくりと心豊かな食卓を 食の自立をめざそう 」という基本目標を掲げています。一人ひとりが心身ともに健全な食生活を送るためには、こどもの頃から、毎日の食事を通じ、規則正しい食習慣やバランスのとりかたを学ぶことが大切です。
みんなで楽しく食事をしよう
最近では、核家族化やライフスタイルの多様化などによって、家族みんなが集まって食事をする機会が減ってきていると言われています。
また一人暮らしの人も多くなり、料理をしなくなったり食欲が減少している人も少なくありません。
一人で食べることが多い人は、家族や仲間と会話を楽しみながら、ゆっくり食事をする機会を増やしていきましょう。
みんなで一緒に食卓を囲んで、共に食べることを「共食(きょうしょく)」と言います。
共食には、一緒に食べることだけではなく、「何を作ろうか」と話し合って一緒に料理を作ったり、食事の後に「おいしかったね」と語り合ったりすることも含まれます。
子どもがいる家庭では、家族みんなで一緒に食卓を囲むことによって、子どもたちが食事の楽しさを実感することができます。
また、箸の正しい持ち方や食事のマナー、「いただきます」「ごちそうさま」といった食事のあいさつ、栄養のバランスを考えて食べる習慣や食べ物を大事にする気持ち、郷土料理や季節の料理といった食の文化などを、親や祖父母から子どもに伝える良い機会にもなります。
地域の食事会や食のイベントなどが開催されている場合もありますので、積極的に参加して、一緒に食べる楽しさを味わいましょう。
朝ごはんをたべよう
『朝食を食べて生活リズムを整え、健康的な生活習慣につなげましょう。』
「朝は忙しく、食事の支度をしたりゆっくり座って食べたりする時間がない」「朝ごはんを食べるより少しでも長く寝ていたい」などと感じている方は多いと思います。
しかし、朝ごはんは一日のパワーの源であり、朝ごはんを食べると、寝ている間に低下した体温を上昇させ、からだは一日の活動の準備を整えます。
また、毎日朝食を食べる子どもほど、学力調査の平均正答率や体力テストの合計点が高い傾向にあるという調査結果も報告されています。
一日の食事を規則的にとり生活リズムを作っていくことが、健康的な生活習慣にもつながります。
朝ごはんで、生き生きとした1日のスタートを切りましょう。
参考サイト
バランスよく食べよう
食事を作ったり選んだりするときに、主食、主菜、副菜を組み合わせ、栄養バランスのとれた食事を意識しましょう。
栄養バランスのよい食習慣の人は、そうでない人と比較して死亡のリスクが低くなることが報告されています。
食事バランスガイド(厚生労働省と農林水産省策定)
こちらの図は厚生労働省と農林水産省が、1日に「何を」「どれだけ」食べたらよいかを考える際の参考になるよう、食事の望ましい組み合わせとおおよその量をイラストで分かりやすく示したものです。
このバランスガイドを参考に、普段の食事を少しでも工夫してみましょう。
なお、この「食事バランスガイド」は、健康な方々の健康づくりを目的に作られたものです。
糖尿病、高血圧などで医師または管理栄養士から食事指導を受けている方は、その指導に従ってください。
参考サイト
問い合わせ
健康福祉部 健康増進課 成人保健係
〒273-0195 千葉県鎌ケ谷市新鎌ケ谷二丁目6番1号 総合福祉保健センター1階
電話:047-445-1405
ファクス:047-445-8261
