ありのみ便り　令和6年11月15日号

鎌ケ谷市のマスコットキャラクターは、丸っこくて愛くるしい容姿の「かまたん」。今年は「かまたん」が市のマスコットキャラクターになって10周年という節目の年です。
「かまたん」は、市のポスターなどにイラストが描かれているほか、市内の盆踊りやお祭りなど様々なイベントに参加しているので、ご存じの方も多いでしょう。イベントでは子どもたちに大人気です。
実は「かまたん」、最初は市の農産物ブランドマスコットキャラクターとして生まれました。コンセプトは「北総台地の畑で生まれた梨と野菜の妖精」です。
2011年、市と市内農家などとの話し合いで地元農産物をPRするキャラクターを作るアイデアが出されました。デザインは鎌ケ谷ブランド農産物ロゴマークを基にデザイナーに依頼し、愛称は公募して「かまたん」が誕生したのです。頭は梨でできていて背負っているかごには野菜が入っています。
市内外のイベントなどに参加することで知名度が徐々に上がり、2014年に市マスコットキャラクターに「昇進」しました。農産物だけでなく鎌ケ谷市全体のPRを担うことになったのです。
世の中には自治体のほか、企業、商品、イベント、スポーツチームなどに数多くのキャラクターがあります。いずれもその所属元の存在を広く知らせ、親近感を深めてイメージ作りに貢献します。「かまたん」も鎌ケ谷市のイメージアップのため活動しています。
市関連では、ほかに「むだナシくん」と「とっこめくん＆のまっきー」というキャラクターがあるのをご存じですか。「むだナシくん」はごみ減量とリサイクル推進のキャラクターとして1997年に誕生しました。制作者は市民の方で、市指定ごみ袋に姿が描かれています。
「とっこめくん＆のまっきー」は、2012年にデビューした国史跡下総小金中野牧跡をPRするキャラクターです。「とっこめくん」は江戸時代の馬の放牧場「牧」を管理していた牧士（もくし）の見習いをイメージしており、「のまっきー」はその愛馬です。こちらのキャラクターは市職員がデザインし、名称は市民の投票により選ばれました。
市のキャラクターたちは、いろいろなイベントや印刷物などに登場します。これからもキャラクターたちをよろしくお願いします。

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