目標3 男女のワーク・ライフ・バランス(仕事と生活の調和)の支援
更新日:2018年6月25日
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課題
少子高齢化社会の進行や社会情勢の急激な変化の中で、男女がともに社会や家庭、地域活動に参画していくためには、家庭生活、地域生活、職場生活などにおける活動との調和を図ることが大切です。
しかし、現状では、女性に家事負担が大きくかかり、女性の働く場の確保もまだまだ進んでいるとはいえない状況にあります。平成20年度に実施した鎌ケ谷市男女共同参画社会づくりに向けた事業所アンケートでは「育児休業制度はない」の回答が69%、「介護休暇制度はない」の回答は76%となっています。また、平成18年総務省「社会生活基本調査」では、1日における「家事・育児・介護等」の時間割合が、共働き世帯で、夫2.1%、妻17.7%、夫有業で妻無業世帯で、夫2.7%、妻20.3%と、夫婦間で大きな隔たりがある状況です。
働く男女が仕事と生活を調和させるためには、働き続けることができる環境の整備、家庭や職場、地域での意識改革、育児や介護に対する社会的支援が必要です。
【事業所における育児休業制度の有無】
資料:平成20年 鎌ケ谷市男女共同参画社会づくりに向けた事業所アンケート
【事業所における介護休業制度の有無】
資料:平成20年 鎌ケ谷市男女共同参画社会づくりに向けた事業所アンケート
【夫婦の生活時間】
- 1日における仕事や家事の時間割合
資料:平成18年 総務省「社会生活基本調査」
施策の基本的方向
(1)労働の場における男女平等の推進
男女が互いに能力を発揮し、性別による不平等が生じることのないよう啓発に努めます。
具体的施策 | 概要 | |
---|---|---|
ア | 雇用の場における男女の均等な機会と待遇の確保 | 性別による不平等が生じることのないよう雇用者等への啓発を行います。 |
イ | 農業、自営業等における男女共同参画の確立(農業、自営業等における男女のパートナーシップの確立) | 性別役割分担意識を是正するため意識の啓発、慣行や慣習の見直しを図ります。 |
(2)女性の就労支援
女性がその能力を十分発揮し、安心して働けるよう、女性の就労支援や女性が働く環境の整備を図ります。
具体的施策 | 概要 | |
---|---|---|
ア | 女性に対する就労能力開発支援 | 知識や技術、再就職への支援に努めます。 |
イ | 働く女性の健康管理対策の推進 | 女性が働きながら安心して子どもが産める環境の整備を推進します。 |
(3)男女がともに仕事と生活の両立ができる環境づくり
仕事と生活(家庭や地域)との両立を図るため、家族間の協力、職場の理解・協力が得られる意識づくり、子育て・介護などの社会的支援の充実を図ります。
具体的施策 | 概要 | |
---|---|---|
ア | 家庭生活(家事・育児・介護等)への男女共同参画の推進 | 男女が仕事と家庭生活が両立できるよう、意識の啓発や社会的支援の充実を図ります。 |
イ | 地域活動への男女共同参画の推進 | 意識の啓発や参画機会の提供などにより地域活動への参画を図ります。 |
問い合わせ
市民生活部 市民活動推進課 男女共同参画室
〒273-0195 千葉県鎌ケ谷市新鎌ケ谷二丁目6番1号 市庁舎1階
電話:047-445-1277
ファクス:047-445-1400
