新鎌ケ谷駅南側県有地　事業予定者決定（令和5年4月15日）

　新鎌ケ谷駅（南側）に隣接する県有地（約7,000平方メートル）の開発事業予定者として、京成電鉄・東武鉄道・大和ハウス工業・東方地所の4社からなる共同事業体が31億円で提案し、整備することが3月23日に発表されました。3年後の令和8年度に開業予定です。延べ床面積約9,900平方メートルの6階建ての商業ビルや、にぎわいの広場、緑の広場がもうけられるほか、14階建てのマンションも建設が予定されています。

　この土地につきましては、市として、「市の将来にわたる発展や魅力あるにぎわいの創出につながる施設とすること」「新鎌ケ谷駅南北自由通路及び西側へ続く歩道の機能を確保すること」を求めて、私から、令和4年6月17日に、直接熊谷知事に要望書として提出するとともに、同年8月26日には、鎌ケ谷市に来られた知事に、当該用地をご案内しながら、改めて要望させて頂きました。
　その際、知事からは鎌ケ谷市の思いをしっかりと受け止め、千葉県として取り組んで行くとの話がありましたが、今回決定した事業案は、市の要望をすべて取り入れた計画となっています。

　商業棟やマンションが建設されること、新京成線連続立体交差事業が令和6年度に完了し、関連側道や高架下利用、駅周辺整備が進むこと、新鎌ケ谷駅から北初富駅を結ぶ緑道の一部が令和6年度に完成することなどから、本市のさらなるにぎわいの創出が期待されます。

令和5年4月15日

　　鎌ケ谷市長　芝田　裕美