新年のご挨拶(令和7年1月1日)
更新日:2025年1月1日
新年、あけましておめでとうございます。
市民の皆様におかれましては、健やかな新春をお迎えのこととお慶び申し上げます。
さて、今年は巳年ですが、巳年は、「復活と再生、努力したことが実を結び始める年」と言われています。
鎌ケ谷市は、いま、大きく変わろうとしています。令和7年は、まさに「巳年」にふさわしい変革の一年として、全力で街づくりに取り組んでまいります。
未来につながる街づくり
鎌ケ谷市の持つポテンシャルの中でも、特に大きな点が交通の利便性、そして更にその向上が見込まれるということが挙げられます。
交通渋滞や踏切事故の解消などを目指して、平成14年3月から22年間にわたり事業が進められてきた新京成線連続立体交差事業も本年3月には事業の完了を迎えます。
また、本市のさらなる発展の起爆剤として期待される北千葉道路についても、未開通区間である鎌ケ谷市から市川市の外環道までの間9キロメートルのうち、市川・松戸の専用部1.9キロメートル、一般部3.5キロメートルについて、令和3年度に国の新規事業として事業着手されました。鎌ケ谷区間についても、引き続き、国や県に早期事業化を強く働きかけてまいります。
このほか、市内各所で住宅や商業施設の建設が進められ、特に新鎌ケ谷駅周辺ではその傾向が顕著になっています。駅南側に千葉県が所有していた3カ所のうち、1カ所については、現在、民間事業者による15階建て191戸のマンションと6階建て商業ビルの建築が進められ、令和8年度の完成が予定されています。
残りの2カ所(交番裏と道路反対側の土地)は、企業誘致のため市で購入し、すでに、プロポーザルによる募集を開始していますが、本年3月末までに事業者を決定します。
さらに、北初富地区と新鎌ケ谷地区を結ぶ(仮称)緑道のうち、歩行者・自転車道路については、今年4月の開通を予定しています。公園も、令和8年度には利用できるよう準備を進めており、市民の皆様が憩える場となるように整備してまいります。
未来を担う子どもたちのために
昨年は、3月に東部児童センターが、7月に市制記念公園の水遊び場が本格オープンし親子で集い、過ごせる場所が大きく広がりました。
今後も、子育て世代への支援として、多子世帯への保育料や給食費の減免、高校生等までの子ども医療費の助成、給食費の公費補填や小学校1年生の無償化などの経済的なサポートをはじめ、妊娠、出産、産後のそれぞれの時期に応じた伴走型の支援を継続し、安心して子育てをしていただける環境を整え、未来を担う子どもたちをみんなで応援する街づくりを進めてまいります。
安全で安心して暮らせる街づくり
昨年は、能登半島地震の発生や、初めてとなる南海トラフ地震臨時情報の発令など、自然災害に関するニュースが数多く報道された1年でした。市民の皆様が安全で安心して暮らせる街づくりのために、消防力の強化、治水対策、避難所への空調設備設置及び備蓄品の充実などに努めてまいります。
本年も、市民の皆様の声を大切に、一人ひとりの心に寄り添った市政運営を行ってまいりますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。
市民の皆様にとって素晴らしい一年となりますようお祈り申し上げます。
令和7年1月1日
鎌ケ谷市長 芝田 裕美
問い合わせ
総務企画部 秘書広報課 秘書係
〒273-0195 千葉県鎌ケ谷市新鎌ケ谷二丁目6番1号 市庁舎3階
電話:047-445-1080
ファクス:047-445-1400
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